Exhibitor

株式会社守半總本舗

小間番号 特別ー02
社名 株式会社守半總本舗
業種 製造業
住所 〒144-0052 東京都大田区蒲田5-46-8北友ビル1F
TEL 03-3731-3633
創業 1927年4月1日
代表 湯澤元一
Information



「東都名所 大森」一勇斉国芳
極印・天保7年(1836)頃
当時の海苔採取の様子が描かれている


匠 専用海苔焼機

第8回 大田区ビジネスプランコンテスト

産地技術の伝承
本場「大森乾海苔」の復刻


海苔は、日本に古くから根付いており、朝廷の献上品の中に海苔があったという記述も残っている。しかし、それは高貴な人のみが口にすることのできる高級食材だった。

17世紀、江戸時代になると、幕府の後押しもあり、大森の地で海苔の養殖技術が確立し、初めて 大量生産が可能となった。それ以降、海苔は庶民の口にも入るようになり、今日に至るまで、日本の 食卓に於いて、代名詞といえる食材であることは疑う余地もない。

一大産地となり、質・量とも隆盛を極めた「大森海苔」だったが、1960年代に入ると、工業化に伴う東京湾の開発などに伴い、大森の海での海苔生産は途絶えてしまう。現在では、この東京湾に環境が近い有明海や瀬戸内などが主な産地なのだが、今なお、老舗の海苔問屋が多く軒を連ねる大田区は、全国的に見ても海苔の流通の拠点であり、江戸前の風情を現代に伝えてくれる。

この途絶えてしまった「大森海苔」を、専門家の目利きで全国の漁場をより、かつて大森の海で採取された同等の品質の海苔を厳選して仕入れ、大森地域に残る伝統の技で、焼き加減や味付けにこだわり、「大森乾海苔」の復刻を図ることとなった。こうした産地技術の伝承の試みは、日本全国にも数多く見られ、その代表的なものが「博多明太子」であろう。

この本場「大森乾海苔」が、やがて大田区のお土産の代名詞となり、全国規模でその名が轟くことを、わたくしは期待せずにはいられない。